データプロバイダ

ChartAPI

データ系列やデータシークエンスをセル範囲指定などから作成してくれるオブジェクトです。普通はチャートドキュメントオブジェクトからアクセスします。

Sub GetDataProvider
  oSheet = ThisComponent.getSheets().getByIndex(0)
  oChart = oSheet.getChart().getByIndex(0).getEmbeddedObject()
  
  oDataProvider = oChart.getDataProvider()
End Sub

.chart2.data.XDataProvider

  • boolean createDataSourcePossible( [in] []css.beans.PropertyValue aArguments )

引数で指定した値からデータソースを作成できるかどうかを判定します。引数については createDataSource の項目を参照。

  • XDataSource createDataSource( [in] []css.beans.PropertyValue aArguments )

引数からデータソースを作成します。データソースをチャートに適用するにはチャートタイプテンプレートを利用します。
引数は css.chart2.data.TabularDataProviderArguments サービスで定義されている次のものが利用できます。

名前 型 説明
CellRangeRepresentation string データの範囲指定。離れた範囲は ; で区切ります。
DataRowSource css.chart.ChartDataRowSource データの並ぶ方向を指定します。COLUMN または ROW。
FirstCellAsLabel boolean 最初のセルをラベルにする
HasCategories boolean ラベルを表示する
  • []css.beans.PropertyValue detectArguments( [in] XDataSource xDataSource )

指定したデータソースオブジェクトからそのソースを作成する引数を取得します。

  • boolean createDataSequenceByRangeRepresentationPossible( [in] string aRangeRepresentation )

データ範囲指定からデータシークエンスオブジェクトを作成できるかどうか判定します。

  • XDataSequence createDataSequenceByRangeRepresentation( [in] string aRangeRepresentation )

データ範囲指定からデータシークエンスオブジェクトを作成します。
作成したデータシークエンスはそのままではデータとして利用できず、ラベル付きデータシークエンスの一部を構成してデータソースの一部となります。ラベルのみやデータのみを変更したいときに利用できます。

  • css.sheet.XRangeSelection getRangeSelection()

データ範囲を選択して変更するためのインターフェースを返します。void を返す場合にはサポートされていません。

.chart2.data.XRangeXMLConversion

データプロバイダのプロパティ

名前 型 説明
IncludeHiddenCells boolean 隠しセルをデータに加える