2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ラベル付きデータシークエンス

データ系列から取得したラベル付きデータシークエンスはデータおよびそれに対するラベル用のデータを保持しています。ひとつのデータシークエンスでは、たとえば散布図の X のデータのみといった一連のデータで、ほかのデータシークエンスとともにグラフに描…

データ系列

チャートタイプに所属する各データ系列はさらにデータシークエンスとしてラベルされたデータを保持しています。このデータ系列オブジェクトではそのひとつの系列の外見などのプロパティを保持しています。系列に所属するすべてのデータ点のプロパティを変更…

チャートタイプ

ひとつのチャートを描くチャートタイプオブジェクト。円グラフ、散布図といったひとつのグラフの種類を描きます。このチャートタイプオブジェクトにはそのグラフに描かれるデータ系列が保持されています。 Sub GetChartType oSheet = ThisComponent.getSheet…

座標系

チャートに所属するチャートの座標系です。ひとつのダイアグラムに複数の座標系が所属できますが、現在のところ、複数の座標系を描写するチャートは実装されていません。チャートのデータを取り扱うときにはこの座標系を経由してチャートタイプオブジェクト…

ダイアグラムとデータ

ダイアグラムオブジェクトからそのグラフに描かれるデータにアクセスできます。データ構造は一般的なものになっていますが、すこし複雑なためにあまりよく知られていません。以下の図のような構造になっています。※ [] はシークエンスとして複数の要素を保持…

ダイアグラム

チャートドキュメントオブジェクトの css.chart2.XChartDocument インターフェースの getFirstDiagram メソッドを利用してダイアグラムオブジェクトにアクセスできます。このオブジェクトはチャートにあるほとんどの要素に関するデータを保持しています。 Su…

チャートドキュメントのプロパティ

チャートドキュメントオブジェクトのプロパティを取り上げます。チャートの要素のほとんどはメソッドからアクセスできるサブオブジェクトで設定するため、ドキュメントオブジェクト自体にはあまりプロパティはありません。 Name 型 説明 DataSourceLabelsInF…

チャートドキュメントの構造

よく理解するにはチャートドキュメントの構造を知っておく必要があります。チャートドキュメントは以下のような部分から構成されています。 ダイアグラム タイトル、サブタイトル エリア 凡例 軸、軸ラベル、グリッド データ系列、データポイント 回帰曲線、…

ドキュメントとチャートの位置

OOo のチャートはひとつのドキュメントですが、いまのところ独立したドキュメントとして編集できません。いつも埋め込み型ドキュメントとして OLE 図形描写オブジェクトに埋め込まれています。チャートに図形描写オブジェクトからアクセスする場合には図形描…

チャートの API をマスター

OpenOffice.org のチャート API はさっぱり利用する人がいません。フォーラムなどでチャートに関する質問が出てもほとんど答える人がいない始末です。 OOo のチャート機能がいまいちだったためあまり利用する人がいなかったせいもあります。他にもチャートを…

C# CLI - UNO ブリッジから柔軟な Bootstrap

UNO

C# CLI-UNO ブリッジで uno.util.Bootstrap.bootstrap() すると自動的にランダムな名前の pipe が作成され、起動、接続されます。OOo 起動時にコマンドラインオプションを与えたり、socket で接続したりといったときには次のようにします。 unoidl.com.sun.s…

PyUNO での InputStream

以前何度やってもうまくいかなかった気がする Python で実装した InputStream から Writer ドキュメントに HTML ソースを挿入。なんだか動作する、前のソースが見つからないのでどこが違うのかなんともいえない。EOF などの処理をする必要あり。 import sys …