AzXClass を使ってみる

AzXClass は X11 用の GUI ツールキットです。Azel さんにより LGPL ライセンスで公開されています。
ファイルや画像の読み込み、リソースファイル作成、文字列の翻訳機能が含まれるようです。
http://sourceforge.jp/projects/azxclass/

バージョン 1.1 には以下のクラスがあります。(リスト製作中。使ったところから更新)

ウィンドウ、ウィジット

ファイル	説明	ページ
AXArrowButton.h	矢印を表示するボタン。(上向きの記号が正しく描写されない？)	→
AXButton.h	ボタンウィジット	→
AXCheckBox.h	チェックボックス、オプションボタン、トグルボタン	→
AXColorButton.	色表示ボタン。クリックで選択ダイアログを開くことも可	→
AXColorPrev.h	色見本表示ウィジット。AXColorButton と違いアクションなし	→
AXComboBox.h	編集不可のリスト選択式コンボボックス	→
AXEdit.h	テキストフィールドウィジット。スピンボタン可	→
AXHSVPicker.h	HSV 空間から色を選択するコントロール	→
AXLayoutGroup.h	ラベルと枠線付きグループレイアウト	→
AXLayoutWin.h	レイアウトウィンドウ	→
AXLabel.h	ラベルウィジット	→
AXListBox.h	リストボックス	→
AXListView.h	リストビュー	→
AXMenuBar.h	メニューバー	→
AXMenuPopup.h	メニューのポップアップ部分	→
AXPopup.h	ポップアップウィンドウ。AXPopupListBox のベースクラス
AXPopupListBox.h	リスト形式のポップアップ。コンボボックスで表示されるドロップダウン
AXProgressBar.h	プログレスバー	→
AXRootWin.h	ルートウィンドウ。AXApp で利用される
AXScrollBar.h	スクロールバー	→
AXSliderBar.h	スライダーウィジット	→
AXStaticBox.h	塗りつぶすウィジット	→
AXToolBar.h	ツールバー (1.1)
AXToolTipWin.h	ツールチップ (1.1)
AXTopLevelWin.h	トップウィンドウ

ダイアログ

その他

ファイル	説明
AXApp.h	アプリケーションクラス。イベントループ、翻訳管理、その他
AXColorConv.h	RGB <-> HSV 色変換関数
AXDef.h	型定義
AXDefSTRID.h	システム用文字列の ID 定義
AXDefSysCol.h	システムの色やフォントなどの定義 (配列のインデックス)
AXINIRead.h	ini ファイル読み込み
AXLayout.h	レイアウト担当
AXString.h	UTF-8 文字列クラス
AXResource.h	リソース読み込み。アイコンなど
AXTextFile.h	UTF-8 エンコードテキストファイル読み込み
AXTranslation.h	翻訳用言語管理
AXUtil.h	何かに使う関数
AXValClass.h	位置、サイズ、位置とサイズなど指定用クラス
AXMenuItem.h	メニューの項目のデータを保持
AXX11inc.h	X11 用インクルードファイル