3D 図形の利用
Impress では3D グラフィックオブジェクトはさまざまな方法で作成できます。
- 3D オブジェクトツールバーから立体オブジェクト(3D オブジェクト)ツールはデフォルトの図形描写ツールバーにはありません。ツールバーに表示させるには、ツールバーの右端の小さな三角形をクリックして、リストから立体オブジェクト(3D オブジェクト)を選択してください。図形描写ツールバーで立体オブジェクト(3D オブジェクト)アイコンの三角形をクリックして 3D オブジェクトツールバーを表示させます。
3D オブジェクトツールバー
- 変換メニューから回転。オブジェクトを選択、右クリックして変換 > 3D 回転体に変換を選択します。
- 図形描写ツールバーの浮き出しのオン/オフ(押し出し効果)から。3D 効果を適用した図形を選択して、図形描写ツールバーの浮き出しのオン/オフをクリックします。
四角形ツールまたは楕円形ツールで作成した図形には浮き出し効果を適用できません。四角形または楕円形に 3D 効果を適用するには基本図形メニューから図形を選択してください。代わりに右クリックして変換 > 立体に変換を選択してください。この場合には浮き出しのオン/オフは有効にはなりません。
Impress は 3D オブジェクトを編集する追加機能も提供しています。このガイドでは浮き出し効果で適用できる 3D 設定のみ説明します。ジオメトリとシェーディングによる 3D 効果については Draw ガイドを参照してください。
アイコンをクリックして浮き出しを有効にしてください。図形が変更されてデフォルトの厚さが適用されます。同時に 3D 設定ツールバーが表示されます。ツールバーが表示されないときには表示 > ツールバー > 3D 設定を選択してください。
3D 設定ツールバー
このツールバーでは 3D オブジェクトの外観を変更します。
浮き出しオン/オフ、オブジェクトに厚さを追加して 3D プロパティを有効にします。
下に傾ける、水平方向の軸周りにオブジェクトを下向きに傾けます。
上に傾ける、水平軸周りにオブジェクトを上に傾けます。
左に傾ける、垂直軸周りにオブジェクトを左に傾けます。
右に傾ける、垂直軸周りにオブジェクトを右に傾けます。
深み、図形の厚さを変更します。拡張ツールバーにいくつかのデフォルトの値が表示されます。適当な値がなければカスタムを選択して希望の厚さを入力してください。
方向、ボタンをクリックすると表示される拡張ツールバーから平行法または遠近法から種類を選択、また遠近法の方向を指定します。
照明、クリックすると開く拡張ツールバーで光源の強度および方向を指定します。
表面、ワイヤーフレーム、つや消し、プラスチック、メタルから選択します。ワイヤーフレームはオブジェクトを操作する時に役立ちます。
3D カラー、オブジェクトの厚みの色を選択します。
ほとんどのフォントワーク図形は 3D プロパティを持っており 3D 設定ツールバーから操作できます。フォントワークの利用を参照してください。
3D オブジェクトを回転させるとき角の赤いハンドルに加えてフレームの端に四つのハンドルが表示されます。
次に独自の 3D オブジェクトの例を示します。
3D オブジェクトの例
原著者: OOoAuthors group
原文:
http://wiki.services.openoffice.org/wiki/Documentation/OOo3_User_Guides/Impress_Guide/Working_with_3D_shapes
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