テキストの書式設定
Impress はテキストの書式設定に関するダイアログを二つ持っています。
- フォント、フォント効果などを変更するダイアログ。図形中のテキストを選択して書式 > 文字を選択してください。この方法については 3 章で説明しました。
- 線または図形に追加したテキスト振る舞いの設定はテキストダイアログで行います。これについてはこのセクションで説明します。
テキストに書式設定を行う前にテキストを図形または線に追加してください。
- テキストを追加したいオブジェクトを選択してください。
- 緑色または青色のサイズ変更ハンドルが表示されたら、オブジェクト上でダブルクリックすると、カーソルが入力待ちの | 状になるのでテキストを入力してください。
- テキストを入力します。入力終了後、オブジェクトの外をクリックするか、Esc を押してください。
図形中のテキストを次のようにして書式設定します。
- テキストを追加したオブジェクトを選択してください。
- 書式 > テキストを選択、または図形で右クリックしてポップアップメニューからテキストを選択してください。テキストダイアログが表示されます。
テキストのプロパティを設定
テキストのプロパティ設定ダイアログ
ダイアログの上部のセクションでは多数のチェックボックスでオプションを設定します。テキストが入力されているオブジェクトによっては幾つかのチェックボックスが灰色で表示されています。
- テキストに幅を合わせるを選択するとテキストが長いときに図形または線の幅を広げます。- 形に合ったワードラップを選択すると文字が図形の端に達した時に自動的に新規行を開始します。
- テキストに高さを合わせるにチェックを入れるとテキストより小さいときに図形の高さを拡張します。
- テキストに合うように形をリサイズを選択すると図形に入力されたテキストが大きいとき、テキストに合うようにカスタムシェープを拡げます。
- 枠に合わせるを選択すると利用できるスペースに応じてテキストを広げます。
- 外枠に沿わせるを選択すると、テキストが曲線に沿って配置されます。
境界との間隔セクションでは図形または線の枠線からの間隔を指定します。この設定はインデント、段落の間隔と同じです。
テキストアンカーはテキストを固定する位置を指定します。全幅チェックボックスでは固定位置を図形全体にします。
テキストアニメーション
テキストの特殊効果を設定します。効果のリストから四つのオプションを選択します。効果によっては右側にある四つの矢印から一つの方向を選択してください。利用できる効果は次のものがあります。
- 点滅、スクリーン上でテキストが点滅します。
- 通過、テキストが図形に移動してきて選択した方向から出て行きます。
- 往復、テキストは出て行かずに元の位置に移動します。
- 流し込み、テキストが図形の縁から指定した方向に流れて入ってきます。
標準では効果なしが適用されています。
他のプロパティについて説明します。
- 開始時にテキストが見える、アニメーションが図形の中から始まります。
- 終了時にテキストが見える、アニメーションが図形内で終了します。
- 回数、アニメーションの実行頻度を三つのオプションで指定します。次のアニメーションでの位置を追加、またアニメーション開始時を遅らせます。
アニメーションの動作にを確認するにはプレゼンテーションを開始する必要があります。F9 を押す、またはメニューからスライドショー > スライドショーを選択してください。編集モードに戻るには Esc を押します。
原著者: OOoAuthors group
原文: http://wiki.services.openoffice.org/wiki/Documentation/OOo3_User_Guides/Impress_Guide/Creating_Graphic_Objects
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