Impress の設定

Impress のオプション

オプションダイアログで左側にある OpenOffice.org Impress を選択してツリーを開いてください。サブ項目が表示されます。

Impress のオプション

全般オプション

オプションダイアログで OpenOffice.org Imporess > 全般を選択してください。

Impress の全般オプションを選択

テキストオブジェクトセクション

クイック編集を行うを選択すると、テキストオブジェクトをクリックするとすぐに編集可能状態になります。オプションツールバーのクイック編集アイコンでもこのモードに切り替えられます。

テキスト領域だけ編集可能を選択すると、テキスト上でクリックしたときだけテキストフレームを選択するようになります。テキストで埋まっていないテキストフレームの後ろにあるオブジェクトを選択できるようになります。このモードはオプションツールバーのテキストエリアのみ選択可能ボタンで切り替えられます。

新しいドキュメントセクション

ウィザードで開始を選択すると、ファイル > 新規 > プレゼンテーションをからプレゼンテーションを開くと、プレゼンテーションウィザードが開始します。

設定セクション

マスター処理でキャッシュを使用ではマスターページのオブジェクト表示にキャッシュを使用するように設定します。この設定は表示スピードを向上させます。マスターページの内容を変化させたい場合はこのチェックボックスを選択しないでください。

移動させる時にコピーを選択すると、Ctrl キーを押しながら移動、回転、サイズの変更を行うと自動的にコピーされます。元のオブジェクトは現在の位置にそのままのサイズで残ります。

オブジェクトは常に移動可能を選択すると、回転ツールが有効なときにもオブジェクトを移動させられるようになります。この項目が選択されていない場合、回転ツールはオブジェクトの回転のみで利用できるようになります。

使う単位はプレゼンテーションの長さの単位を指定します。

タブ間隔は一つのタブの幅を指定します。

プレゼンテーションの開始セクション

常に現在のページを選択すると、プレゼンテーションは現在のページから開始されます。この項目を選択しなければ、プレゼンテーションは常に最初のページから開始されます。

互換性セクション

このセクションの項目は現在のドキュメントのみ有効です。

ドキュメントの書式設定にプリンタのメトリック情報を使用を選択すると、プリンタのメトリック情報が印刷およびスクリーンへの表示の両方で利用されます。この項目が選択されていなければ、印刷と表示はプリンタに依存しないレイアウトになります。

段落と段落の間に間隔を入れるを選択すると、Microsoft PowerPoint と同じになるように Impress で段落の間隔を計算します。Microsoft PowerPoint では二つの段落の間の上側と下側の間隔の合計を利用します。Impress では広い方の間隔のみを利用します。

表示オプション

オプションダイアログの OpenOffice.org Impress > 表示をクリックしてください。

Impress の表示関係のオプションを設定します。

ルーラーの表示を選択すると、ワークエリアの上と左側にルーラーが表示されます。

移動時の補助線を表示を選択すると、選択したオブジェクトを囲む長方形から延長された破線が表示され、移動先が分かりやすくなります。オプションツールバーの移動時にガイドを表示アイコンでも切り替えられます。

ベジェ曲線エディタのすべての制御点を選択すると、直前に選択したベジェ曲線のすべての制御点が表示されます。この項目が選択されていない場合、選択され得ているベジェ制御点のみ表示されます。

各オブジェクトの輪郭の表示を選択すると、オブジェクトの移動時に各オブジェクトの輪郭線を表示します。この項目を選択していると、移動先でオブジェクトが他のオブジェクトとどのように配置されるか分かります。この項目を選択しない場合、Impress はすべての選択したオブジェクトに長方形の輪郭のみを表示します。

グリッド線オプション

グリッド線ページでは Impress のグリッド線設定を行います。グリッド線はオブジェクトの正確な位置を決めるために利用できます。設定したグリッド線にスナップ (グリッド線に位置を合わせる) させることもできます。

グリッド線へのスナップを有効にしている場合に、位置をスナップさせたくないオブジェクトを移動、作成するには、Ctrl キーを押しながら操作するとスナップが無効になります。

オプションダイアログで OpenOffice.org Impress > グリッド線を選択してください。

Impress のグリッド線を設定

グリッド線セクション

グリッド線で位置合わせを選択すると、スナップ機能が有効になります。

グリッド線の表示を選択すると、グリッド線が画面に表示されます。グリッド線はプレゼンテーションや印刷物に表示されません。

解像度セクション

このセクションでグリッド線の水平および垂直方向の間隔とサブ目盛りを設定できます。

グリッド線は破線で表示されます。サブ目盛りセクションで点の間隔を設定できます。

軸を同期させるを選択すると、グリッド線間隔を変更したときに水平方向と垂直方向が同じ値になります。

スナップセクション

ドラッグして移動させたオブジェクトを、マウスボタンを離したときに一番近いスナップ線にスナップさせます。オプションツールバーのガイドにスナップアイコンでも有効にできます。

ページ余白にを選択すると、オブジェクトの輪郭をページの一番近い余白にも揃えられます。カーソルまたはオブジェクトの輪郭線がスナップされる範囲になければいけません。オプションツールバーのページ余白にスナップアイコンでも変更できます。

オブジェクトの枠線で揃えるには、近くのオブジェクトの枠線がカーソルまたはオブジェクトの輪郭線がスナップされる範囲になければいけません。オプションツールバーのオブジェクトの枠線にスナップアイコンでも変更できます。

近くのオブジェクトにオブジェクトの枠線を揃えるにはカーソルまたはオブジェクトの輪郭線がスナップされる範囲になければいけません。オプションツールバーのオブジェクトポイントへスナップアイコンでも変更できます。

スナップ範囲ではマウスポインタとオブジェクトの枠のスナップ距離を指定します。スナップ範囲で指定した範囲よりマウスポインタがスナップポイントに近い場合スナップされます。

スナップ位置オプション

オブジェクトの作成時または移動時を選択すると、オブジェクト作成または移動時に垂直または水平方向、回転角度 45 度に制限します。この設定はシフトキーを押しながら操作すると一時的に無効になります。

辺を延長するを選択すると、マウスボタンを離す前にシフトキーを押した場合、長い方の辺に合わせて枠を変更します。この設定は楕円形にも適用され、長径に合わせた円になります。辺を延長が選択されていなければ、四角形や円は短い方の辺または短径で作成されます。

オブジェクトの回転時に回転角度を制限したければ、回転時を選択して角度を入力してください。指定した角度以外で回転させるには回転時にコントロールキーを押してください変更したい角度になったらキーを離してください。

点を減らす項目は多角形の制御点を減らす角度を指定します。多角形を編集する場合、編集点を減らすと便利なことがあります。

印刷オプション

オプションダイアログで OpenOffice.org Impress > 印刷を選択してください。

このページの設定の詳細については 10 章 (印刷、e-mail として送信、エクスポート、スライドショーの保存) を参照してください。

Impress のオプションを設定