フィラメント管時計

ロシア製フィラメント管 (Numitron tube) IV-16 を使った時計の制作記録。

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時計としていますが、シリアル通信などで数値を表示できるようになるかもしれません。

フィラメント管 IV-16
マイコン ダ・ヴィンチ 32U (Arduino 互換ブートローダ)
点灯 TLC5940 LED ドライバ

ダ・ヴィンチ 32U の ATmega 32U4 は USB を直接接続してパソコンとシリアル通信ができるため、そのまま組み込みました。3200 mil x 700 mil の基板のため、小型化にもってこいです。

回路図

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回路図にはありませんが、IV-16 の電源前に ON/OFF できるスイッチを入れてあり、管の電源だけカットできるようにしました。

部品リスト

記号 説明
C1 100u
C2-C5 0.1u
R1, R7, R8 200K, (R7, R8 は M41T62 モジュール上に用意されたプルアップ抵抗を利用)
R2-R4 2.2K
R5, R6 10K
U1 ダ・ヴィンチ 32U, ATmega 32U4 マイコンボード [3]
U2-U4 TLC5940, 定電流 LED ドライバ [1]
U5 PCA9306, I2C レベルコンバータ
U6 M41T62 モジュール, RTC [2]
U7 LD111733, 3.3V レギュレータ
U8-U14 IV-16
G1 CR1220, RTC バックアップ用電源 [4]

[1]: TLC5940 は国内のショップで購入すると 390 円 (2013 年頃) くらいですが、ebay で複数個まとめて購入すると一つ 100 円ちょっとでした。
[2]: http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=12062
[3]: http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=25005
[4]: M41T62 参照