フィールドの利用
フィールドはスライドに自動的にテキストを挿入してくれます。テキストというよりもむしろ、フィールドはドキュメントが読み込まれた時や印刷された時に計算される数式のようなものと考えてください。その結果がドキュメントに表示されます。
フィールドの挿入
フィールドを挿入したい場所にカーソルを移動させ、メニューバーから挿入 > フィールドのうち次の一つを選択してスライドにフィールドを挿入します。
- 日付(固定)は、挿入した時の日付を表示します。
- 日付(自動更新)は、ファイルを読み込んだ時にフィールドが更新され、ファイルを読み込んだときの日付が表示されます。
- 時刻(固定)は、挿入した時刻を表示します。
- 時刻(自動更新)はファイルを開いた時のに更新された時刻を表示します。
- 作成者は、プレゼンテーションの作成者です。この情報は全般オプションに設定された値から表示されます。この情報はツール > オプション > OpenOffice.org > ユーザーデータから変更できます。
- ページ番号は、そのスライドのページ番号を表示します。
- ファイル名は、そのファイルの名前を表示します。
デフォルトではフィールドは灰色の背景で表示されます。この影付けをなくすには、メニューバーの表示メニューから、灰色のバックで強調の選択を外します。Ctrl + F8 を押しても同じ操作が行えます。
フィールドのカスタマイズ
ページ番号フィールドを除いた全てのフィールドの外観は対応するフィールド編集ダイアログでカスタマイズできます。フィールドの編集ダイアログは次のようにして開きます。
- フィールドにカーソルを移動させ、選択します。
- メニューバーから編集 > フィールドを選択します。
- 表示されるダイアログから希望の書式設定を選択してください。
- 希望どおりに編集できたら OK をクリックします。
同様の書式設定の項目リストは選択したフィールドを右クリックしても利用できます。 |
時刻フィールドに時刻書式を設定
ページ番号フィールドは次の二通りの方法で変更できます。
- フィールドを選択して手作業で書式を変更します。
- スライドマスターの編集モードに切り替えて(表示 > マスター > スライドマスター)、背景オブジェクトのスタイルを変更します。標準ビューに戻ってから挿入 > ページ番号からページ番号を挿入します。スライドマスターの編集については 2 章を参照してください。
フィールド利用のためのヒント
フィールドをプレゼンテーションの全スライドで同じ外観にしたいときには 2 章で説明したようにスライドマスターにフィールドを追加するのが迅速かつ簡単な方法です。
ファイル名や作成者などのフィールドでは最初または最後のような一つのスライドに挿入することが多いです。
原著者: OOoAuthors group
原文: http://wiki.services.openoffice.org/wiki/Documentation/OOo3_User_Guides/Impress_Guide/Using_fields
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