図形描写ツールバー

図形描写ツールバーにはグラフィックオブジェクトを作成するために利用するツールのほとんどをまとめられています。ツールバーが表示されていなければ、メインメニューバーから表示 > ツールバー > 図形描写を選択してください。

図形描写ツールバーの最初の部分
図形描写ツールのある図形描写ツールバーの最初のセクション1 選択 | 4 四角形 | 7 縦書きテキスト | 10 基本図形 | 13 フローチャート
2 線 | 5 楕円形 | 8 曲線 | 11 記号の形 | 14 吹き出し
3 矢印 | 6 テキスト | 9 コネクタ | 12 ブロック矢印 | 15 星


ツールバーは二つのパートに分けられます。上に示した最初のパートは図形描写オブジェクトツールを含みます。図形描写ツールバーのこの部分のツールは次のものです。

  • 選択、オブジェクトを選択します。複数のオブジェクトを選択するには、選択したいオブジェクトの左上でクリックして、そのまま右下までドラッグします。アリが行進しているように見える四角形が選択される範囲を示しています。Ctrl キーを押しながら個々のオブジェクトを選択しても複数のオブジェクトを選択できます。
  • 線、直線を引きます。
  • 矢印、終端が矢印で終わる直線を引きます。矢印の頭はマウスボタンを離した位置になります。
  • 四角形、四角形を描きます。正方形を描くときには Shift ボタンを押しながら描いてください。
  • 楕円形、楕円形を描きます。円を描くには Shift キーを押しながら描きます。
  • テキスト、水平方向に流れるテキストを表示するテキストボックスを作成します。
  • 縦書きテキスト、垂直方向に流れるテキストを表示するテキストボックスを作成します。このツールはツール > オプション > 言語設定 > 言語でアジア圏の言語サポートが有効になっているときに利用できます。
  • 曲線、曲線を描きます。黒い三角形をクリックすると下に示すようなオプションが表示されます。サブメニューとして切り離した時のタイトルは線になっています。

曲線
利用できる曲線オプション

  • コネクタ、二つの図同士を接続するコネクタを描きます。黒い三角形をクリックすると下に示すような追加のコネクタが表示されます。コネクタの利用方法についてはコネクタの利用で説明します。

ネクター
ネクターオプション

  • 基本図形、記号の形、ブロック矢印、フローチャート吹き出し、星、黒い三角形をクリックするとそのカテゴリで利用できる図形のツールバーが表示されます。下にデフォルト設定での図形を示します。描きたい図形を選択していつものように描いてください。(クリック、ドラッグして描きます。)Shift キーを押しながら図形を描くと高さと幅が同じ図形が描けます。

図形
Impress で利用できる図形

図形描写ツールバーの二番目の部分を次に示します。この部分にはより一般的なツールがあります。

図形描写ツールバーの二番目の部分
実用的なツールのある図形描写ツールバーの二番目のセクション1 制御点 | 4 ファイルから | 7 配置 | 10 オブジェクトの動作設定
2 接着点 | 5 ギャラリー | 8 整列 | 11 表示されているボタン
3 フォントワークギャラリー | 6 回転 | 9 浮き出しのオン/オフ


ツールそれぞれについて説明します。

  • 制御点、このツールを選択し、次に図形または線を選択します。そして図形または線を構成する個々の点を編集します。
  • 接着点、グラフィックオブジェクトの接着点を編集するときにこのツールを選択します。接着点はコネクターの線の始点または終点になる位置です。利用方法については接着点の管理を参照してください。
  • フォントワークギャラリー、フォントワークギャラリーを開きます。利用方法はフォントワークギャラリーを参照してください。
  • ファイルから、メインメニューの挿入 > 画像 > ファイルからと同じです。詳細は 4 章を参照してください。
  • ギャラリー、ギャラリーを開きます。メインメニューのツール > ギャラリーと同じです。詳細は 4 章を参照してください。
  • 回転、オブジェクトを回転させるツールです。回転は書式設定の属性とみなされており、6 章で説明します。
  • 配置、図形の配置を参照してください。- 整列、図形の整列を参照してください。
  • 浮き出しのオン/オフ、選択したオブジェクトの 3D 効果を切り替えます。このボタンをクリックすると 3D 設定ツールバーが開きます。詳細は 3D 図形を利用するを参照してください。
  • オブジェクトの動作設定、操作に対するオブジェクトの反応を指定するダイアログが開きます。図形または画像に動作設定を行うを参照してください。
  • 表示されているボタン、黒い三角形をクリックするとツールバーにボタンを追加または非表示にしておくメニューが表示されます。操作手順は駆け出しガイドの 12 章で説明しています。