文字の書式設定

文字の書式設定オプションは書式 > 文字を選択、またはテキストの書式設定ツールバーの文字 CharFormat3 ボタンをクリックして表示できます。テキストの書式設定ツールバーが表示されていなければ表示 > ツールバー > テキストの書式設定を選択してください。文字ダイアログが表示されます。

フォントページ

フォントページではフォントの種類と斜体や太字といった基本的な属性と文字のサイズを指定できます。ダイアログの下部に文字のサンプルが表示されます。このスタイル用の言語も指定できます。

tip 多言語でプレゼンテーションを作成しているときには、言語のみが異なり他は全く同じ二つのスタイルを言語に合うように作成できます。この方法をとると外観に影響を与えずに全コンテンツにスペルチェックが行えます。

このページはプレゼンテーションのスタイルまたは図のスタイルを作成、編集するときに利用できます。

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基本的なフォントの属性を指定するダイアログ

アジア圏言語サポートが有効になっていないときにはフォントページは次のようになります。

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アジア圏言語が無効のときのフォントページ

ページは上下に分かれています。アジア圏の言語のフォントを指定する項目が表示されません。

フォント効果ページ

フォント効果のページで下線、色、影などの特殊な効果をテキストに適用できます。フォントページと同様にダイアログの下部にサンプルのテキストが表示されており、効果を適用した結果を素早く確認できます。

このページはプレゼンテーションのスタイルまたは図のスタイルを作成、編集するときに利用できます。

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フォント効果のページでは文字の追加オプションが設定できます。
位置ページ

位置ページはテキストをカスタマイズするための追加オプションを提供しています。このページはプレゼンテーションスタイルまたは図のスタイルを作成、編集するときには利用できません。

このページでは上付きや下付き文字を挿入したい時にベースラインからのテキストの相対位置を指定します。

上付きまたは下付き文字は次のようにして作成します。

  1. 上付きまたは下付きから当てはまるものを選択します。
  2. 上付きではテキストが上昇する割合を、下付きでは下がる割合を指定します。
  3. 他の文字との相対サイズをパーセントで指定します。

文字を上下させる割合は自動チェックボックスが選択されていると自動的に設定されます。

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テキストの位置属性の指定

このページでは更に二つの位置属性を設定できます。

  • 幅の倍率では、個々の文字またはテキストを横方向に圧縮または伸長させる比率を指定します。
  • 間隔ではフォントの文字ごとの間隔を指定します。この値はポイントで指定できます。ペアカーニングチェックボックスを選択すると OOo は見た目よくなるように特定の組み合わせの文字間隔を自動的に調整します。たとえば、V の後に A を入力したとき、VA のように二つの文字の間隔は詰められます。カーニングされない VS と比較するとよく分かるでしょう。