段落の書式設定

段落の書式設定オプションは書式 > 段落を選択、またはテキストの書式設定ツールバーの段落ボタン ParaFormat3 をクリックして表示できます。テキストの書式ツールバーが表示されていなければ表示 > ツールバー > テキストの書式設定を選択してください。段落ダイアログが表示されます。

ダイアログには下で説明するように四つのページが表示されます。アジア圏の言語サポートが有効になっていると日本語文の体裁ページが表示されます。

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段落の書式設定ダイアログ
インデントと行間隔

インデントと行間隔ページは四つのセクションから構成されています。

  • インデントでは、テキストの前または後ろのインデント、また最初の行のインデントも指定できます。- 間隔では、スタイルで書式設定された個々の段落の上下の間隔が指定します。
  • 行間隔では、スタイルで書式設定されている二行の間隔を指定します。一定の間隔を選択すると行間隔をパーセントで指定する必要があります。100% は一行に、200% は二行に、50% は半行に相当します。行間を選択するとデフォルトの長さの単位で行間隔を指定します。
tip 行間隔を 100% 未満にしていするのはテキストボックスに文字を詰め込むのにいい方法ですが、読みにくくなるほど小さな値にしないように注意してください。
tip インチやセンチメートルといったデフォルトの長さの単位はツール > オプション > OpenOffice.org Impress > 全般で変更できます。
  • プレビューでは、変更を視覚的に表示します。
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段落またはスタイルのインデントと行間隔設定

インデントと行間隔ページは図のスタイルの作成と変更時、およびプレゼンテーションスタイル変更時にも利用できます。

配置ページ

配置ページでは左、右、中央、両端揃えなどテキストの配置を指定します。プレビューでは変更による効果が表示されます。同じ設定はテキストの書式設定ツールバーからもアクセスできます。Alignment

このページは図のスタイル作成、編集時またはプレゼンテーションのスタイルの編集時にも利用できます。

タブページ

次に示すようなタブページではタブストップ位置を設定します。既存のタブストップを削除するにはリストから選択して削除ボタンを押してください。全て削除をクリックすると全てのタブストップを削除します。新規タブストップは次のようにして作成します。

  1. 左側のエディットボックスでタブストップのサイズを設定します。
  2. 種類を選択してください。小数点揃えを選択したときには、下のボックスに小数点として認識させる文字を指定します。
  3. タブ挿入位置とタブストップ位置の間を充填する文字を選択してください。充填用の文字にどんな文字でも指定できます。
  4. 新規ボタンをクリックして新しいタブストップを適用します。

このページは書式 > 段落ダイアログからも利用できます。

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段落またはスタイルでのタブストップの設定
日本語文の体裁ページ

日本語文の体裁ページでは行送りに対して次のようなプロパティを設定できます。

  • 行頭および行末での禁則文字を適用する。
  • 句読点のぶら下げ。
  • アジア圏言語、西洋圏言語、および複合文字言語で間隔を調整する。

利用方法は表示が説明しているとおりです。

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日本語文の体裁オプションページ