画像の書式設定
このセクションでは画像の挿入で説明した方法で挿入した画像の書式設定について説明します。
画像の移動
- 画像をクリックしてください。緑色のサイズ変更ハンドルが表示されます。
- ポインターの形状は変化するようにポインターを画像の上に移動させてください。ほとんどのオペレーティングシステムではオブジェクトの移動には四方向の矢印が割り当てられています。手の形状や他の形のこともあります。
- クリック、ドラッグして画像を希望の位置に移動させてください。
- マウスボタンを離します。
画像位置を微調整するには 6 章画像オブジェクトの書式設定で説明する位置とサイズダイアログを利用してください。
画像のサイズ変更
- 画像をクリックしてください。緑色のサイズ変更ハンドルが表示されます。
- 緑のサイズ変更ハンドルのうちの一つにポインターを移動させてください。ポインターの形状がサイズ変更できる方向を示すように変わります。
- クリック、ドラッグして画像のサイズを変更してください。
- 適切なサイズになったらマウスボタンを離してください。
角のハンドルでは画像オブジェクトの幅と高さの両方を同時に変更できます。一方、長方形の各辺にある他の四つのハンドルでは一方向にのみ変更できます。画像の元の比率を保ったままにするには Shift キーを押しながら角のハンドルをクリック、ドラッグしてください。Shift キーを離す前にマウスボタンを離すようにしてください。
画像サイズを微調整するには 6 章画像オブジェクトの書式設定で説明する位置とサイズダイアログを利用してください。ビットマップ（ラスター）画像のサイズを変更するときには解像度に悪影響をおよぼすことに注意してください。画像がぼやける原因となります。できる限りプレゼンテーションに挿入するまえに別のソフトでサイズを変更しておくのがよいでしょう。
画像の回転
画像の位置とサイズ変更のように手作業またはダイアログで画像を回転できます。回転ダイアログについては 6 章画像オブジェクトの書式設定で説明します。次のようにして手作業で回転させます。
- 必要に応じて画像を選択します。緑色のハンドルが周囲に表示されます。
- 図形描写ツールバーの回転ボタンをクリックしてください。普通このツールバーは画面の下部に表示されています。フロート状態で利用することもできます。ツールバーが表示されていなければ、表示 > ツールバー > 図形描写を選択してください。図形描写ツールバーは 5 章画像オブジェクトの作成で詳しく説明します。ツールバーの各機能のアイコンはオペレーティングシステムにより異なることがあります。OOo が Linux ディストリビューション向けにカスタマイズされていたりするためです。アイコンが違っていた場合にはマウスをアイコンの上に持っていきボタン名のツールチップが表示されるまで待ってください。
- 下に示すように緑色のハンドルの代わりに八つの赤いハンドルが表示されます。角のハンドルの一つの上にカーソルを移動させてください。カーソルの形状が変化します。クリック、ドラッグしてカーソルを画像を回転させたい方向に移動させます。
- 希望通りに回転させたらマウスのボタンを離してください。赤い回転ハンドルをもった図形
手順 2 で画像の中央に表示された十字と円が組み合わさった記号は回転中心を示します。普通は画像の中央がよいでしょう。画像の角を中心に回転させたり、画像の外を中心に回転させたいときに利用します。回転させる前に希望の位置にドラッグさせておいてください。
画像回転中に Shift キーを押すと回転角度を 15 度刻みに制限できます。これを利用すると簡単に決まった角度に画像を回転できます。たとえば、横向きから立て向き、またはその逆などに回転させるときです。
原著者: OOoAuthors group
原文: http://wiki.services.openoffice.org/wiki/Documentation/OOo3_User_Guides/Impress_Guide/Formatting_pictures
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