BRL-CAD を使ってみる

2D CAD は jw-CAD に少し慣れたので、放置。操作性が独特なのに、検索して見つかる説明は各コマンドの概要だけなので、初心者に分かるわけがありません。
いいチュートリアルを見つけたので、それで操作性を掴みました。

次は 3D CAD ですが、環境が Linux のため、色々と探して BRL-CAD を試してみることにしました。
検索しても紹介のみで、日本語での説明記事は見つからないようです。日本では、日本語のドキュメントがひとつもない場合は手を出す人が少ないですからねぇ。

公式サイトのドキュメントをちらっと。

第一巻 - BRL-CAD の紹介とインストール

Volume I - Overview and Installation より。

BRL-CAD は CSG (Constructive Solid Geometry) による 3D モデリングを行うソフトウェア。CSG はプリミティブ (基本立体構造) のブール演算で立体を構築する。

CSG のいい日本語訳が見つかりませんでした・・・。

第二巻 - MGED への誘い

Volume II - Introduction to MGED より

  1. レッスン 1. プリミティブ図形の作成
    1. MGED プログラムの実行
    2. コマンドウィンドウにコマンドを入力
    3. GUI の使用
    4. MGED 実行時に新規データベースを開く、または作成
    5. GUI を利用してデーターベースを開く、または作成
    6. データベースにタイトルを設定
    7. 長さの単位指定
    8. プリミティブ図形の選択
    9. コマンドラインから球体を作成
    10. グラフィックウィンドウのクリア
    11. 前のオブジェクトを描写
    12. グラフィックウィンドウから図形を削除
    13. GUI を使用して球体を作成
    14. 図形のパラメータを表示
    15. データベースの内容を羅列
    16. 図形またはオブジェクトを排除
    17. コマンドウィンドウでコマンドを編集
    18. MGED の終了
  2. レッスン 2. 表示オプションの習得
    1. ラジオの作成
    2. コマンドウィンドウに情報を表示
    3. MGED 表示システムで要素を特定
    4. 方位、仰角、xyz 座標系のまとめ
    5. 違う角度からラジオを鑑賞
    6. シフトグリップを利用
  3. レッスン 3. サイズ変更と図形配置に挿入コマンドを使用
    1. make コマンドで球体を作成
    2. 図形の作成で in コマンドを使用
    3. 引数を一行に収める
    4. in コマンドから組み合わせたコマンドを作成
    5. MGED の命名規則を考察
    6. 図形を表示
    7. MGED を終了
  4. レッスン 4. マテリアルプロパティとレイトレーシングを設定
    1. データベースを開く
    2. 領域の作成
    3. 領域にマテリアルプロパティを設定
    4. グラフィックウィンドウのクリアと新規領域の描写
    5. モデルをレイトレーシング
    6. グラフィックウィンドウのレイヤーを変更
    7. グラフィックウィンドウのクリア
  5. レッスン 5. ブール表現を習得
    1. 領域の組み合わせ: ブールツール
    2. ブール演算
    3. ブール演算子を使用して領域を作成
    4. (なし?)
    5. 演算子操作
  6. レッスン 6. ゴブレットの作成
    1. 新規データベースを作成
    2. ゴブレットの部品の作成、編集、コピー
    3. ゴブレットのベーツ、脚、鉢部分の領域作成
    4. 領域の組み合わせを作成
    5. データツリーの表示
    6. ゴブレットのレイトレーシング
  7. レッスン 7. ゴブレットにマテリアルプロパティを設定
    1. 既存のデータベースを開く
    2. ゴブレットの領域に色とプラスチックシェーダーを設定
    3. シェーダーオプションの透過率と鏡面反射の使用
    4. ゴブレットの新規形態のレイトレーシング

ページ数は多いのですが、各レッスンは 10 ページずつ程度。残りの大半はコマンドの説明の補足 A です。