レッスン 7. ゴブレットにマテリアルプロパティを設定

Lesson 7: Assigning Material Properties to your Goblet より。
http://brlcad.com/downloads/documentation/BRLCAD_VolumeII.pdf

以下の文の内容について、公式に問い合わせたりしないでください。また、翻訳文章ではありません、かいつまんだりして書いたものです。目次の項目が一致するようにしてあります。

1. 既存のデータベースを開く

MGED を実行して、メニュー - File - Open を選択、goblet.g を開いてください。

グラフィックウィンドウにゴブレットを描写

前のレッスンで作成したゴブレットを描写します。

draw goblet.1.c

2. ゴブレットの領域に色とプラスチックシェーダーを設定

メニュー - Edit - Combination Editor を選択して、ゴブレットの領域を選択してください。表示されるウィンドウで Name のドロップダウンで Select From All Regions を選択してください。base1.r をダブルクリックして選択してください。

Combination Editor ウィンドウの Shader ボタンをクリックして、Shader セクションを表示、Color の右側のボタンをクリックして青色を選択してください。次に、Shader で plastic を選択してください。Apply をクリックして適用してください。

同様にして、stem1.r に緑色のプラスチック、basin1.r に黄色のプラスチックを適用してください。

次のようにして再描写します。

B goblet1.c
ゴブレットのレイトレーシング

メニュー - File - Raytrace を選択、Raytorace Control Panel を表示してください。背景色を白色に変更してください。レイトレーシングを高速に行うには、グラフィックウィンドウのサイズを小さくします。Raytrace ボタンをクリックしてレイトレーシングを行なってください。

Framebuffer オプションから Overlay を選択してください。

3. シェーダーオプションの透過率と鏡面反射の使用

ゴブレットはあまり見栄えが良く無いので、Combination Editor でオプションを設定します。
メニュー - Edit - Combination Editor を選択、Combination Editor ウィンドウで basin1.r を指定、Shader ボタンをクリックして Shader セクションを表示してください。Transparency の項目は、0 (不透明) - 1.0 (透明) の値を取ります。

basin1.r の Transparency に 0.5 を入力して Apply ボタンをクリックしてください。ゴブレットをレイトレーシングしてみてください。

Combination Editor に戻り、Mirror Reflectance を 0.45 に設定してください。こうすると、約半分の光が反射されます。

4. ゴブレットの新規形態のレイトレーシング

Apply をクリックしてレイトレーシングしてみてください。

Transparency と Mirror Reflectance がどのように影響するか、分かったでしょうか。よく使用される組み合わせは以下のものです。

Transparency Mirror Reflectance
0.50 0.49
0.35 0.64
0.20 0.57
0.10 0.89
0.89 0.10